2020年度の未踏ターゲット事業に採択されました

quantum computing

2020年度の未踏ターゲット事業に採択されました

今年度も、引き続き未踏ターゲット事業に採択されました!

メンバーは、いつものSIPropメンバー:山崎 清仁 、今村 謙之 、新里 祐教 に加えて、ガチ量子コンピュータ会社のMDR株式会社 から、ガチ量子コンピュータ研究者の加藤 拓己 を迎えて、4人体制で挑戦いたします。

詳細はこちらにあります。そこより、内容を抜粋しますと、

  • 課題1)量子コンパイラの最適化処理に対して
    量子ゲート操作列を分解する処理が必要で、その処理で長くなった量子ゲート操作列を最適化するための様々な「量子最適化処理」の利用検討
  • 課題2)マイクロ波制御処理の実用化に向けての課題
    任意パルス波形生成におけるパラメータチューニングのテンプレート化と高負荷処理への対応
  • 課題3)量子コンパイラ・量子ファームウェアの分岐並列制御に対して
    量子ファームウェアの近くに量子ゲート操作を処理コンポーネントが必要
  • 課題4)教育的視点での課題
    量子計算を教育にも利用できるインタラクティブ(体感・体験できる)プレゼンテーションが必要
    この課題に対して次のような応用的な機能を追加で開発することにより、ターゲットとなる利用者に対して、より実用的な側面

となっており、基本的には去年の続きで、実用化を目指すための課題となっております。

それぞれの担当が、

となっておりますが、代替「メイン担当」というだけで、各課題に皆がそれぞれ絡み合っているというところが本当のところです。

そのため、非常に盛りだくさん&チャレンジングな内容となっておりますので、今後にご期待いただければと思います。

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